ガス溶断で使用する調整器の正しい取扱方法

ガス調整器は間違えた取扱いをすると思わぬ事故に繋がります。
調整器はガスの種類や使用状況に適合したものを使用し、取り扱い・操作方法については以下の点にご注意ください。

調整器使用に際する注意点

  • 調整器を容器に取り付けた後は、必ず調整器の圧力調整ハンドルを緩め、静かにゆっくり容器弁をひらくこと
  • 容器弁を開く時は、調整器の正面に立たず、側面に立って操作する(調整器にガス漏れなどの不具合があった場合、圧力計の窓が割れ、メモリを指す針が飛んでくる等の危険があります。非常に稀ですが用心するに越した事はありません)
  • 調整器の各部には、油やグリスなどの油脂類を付着させたり、油の付いた手袋などで取り扱わないこと
  • 長時間作業を中断する時は、容器の弁を閉じ、圧力調整ハンドルをゆるめておく
  • 点火した状態で圧力調整の操作をしないこと
  • 調整器の保管時は、ほこりが入らないように注意する事(箱などに保管して頂ければ大丈夫です)
  • 調整器をむやみに分解したり修理しない事(非常に高い圧力がかかるので、一歩間違えれば大惨事です)

調整器の具体的な取付方法については、調整器のメーカーさんがとても分かり易い動画を作ってくれています。
初めてご使用になる方、また使い方を改めて確認したい方は、ぜひ以下の動画を参考にしてみてください。

酸素調整器の取り付け方と容器の開き方

アセチレン調整器の取り付け方と容器の開き方

動画制作:㈱阪口製作所 

㈱冨士山では、各種ガス調整器を販売しております。ご利用の際は、冨士山ホームページよりお気軽にお問合せ下さい。